送交者: dahuaidang 于 2004-12-24, 03:38:58:
論文データ改ざん、米医学誌に発表 理化学研究所の2人
独立行政法人・理化学研究所(埼玉県和光市)の副主任級研究者ら2人が、昨年12月に米医学誌に発表した論文の中でデータを改ざんしていたことが分かった。2人は10月に辞職し、論文は近く、取り下げられる。
改ざんしたのは、副主任級と5年契約の若手研究者の2人。論文は、血小板が作られるメカニズムを解明したとして米医学誌「GENES&DEVELOPMENT」(03年12月1日号)に発表された。血液に関する病気の治療やがんの化学療法の副作用対策で効果が期待できるとしていた。
しかし、今年8月、論文中でデータを一部、都合よく改ざんしていた疑いが発覚し、同研究所は調査委員会を作り、調べていた。研究者も不正を認めたため、論文を取り下げる手続きをとった。2人は10月に辞職しているが、同研究所は処分するかどうか検討している。
(12/24 15:47)